けいおん、ごちうさ、がっこうぐらし、NEWGAMEなどで知られるまんがタイムきららの芳文社。日常系が多いレーベルが多いです。日常系の作品でも特にごちうさ、きんモザなどはいわゆるの「難民キャンプ」と呼ばれていて可愛いキャラデサの他、ほっこりするお話が男性を中心にして絶大な支持を得ています。
そのまんがタイムきららを脅かすレーベルが一年前くらいに誕生しました。その名も「コミックCUNE」。メディアファクトリーから出ているレーベルで2015年8/27に創刊したての月刊誌です。近い将来このコミックCUNEがまんがタイムきららを脅かすコンテンツになると私は確信しております。長い話は最後にするとしてまずは1つ目の作品紹介です!
1.パンでPeace!
著者 emily:emilyさんのtwitter


来季アニメ放送開始されます!
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あらすじ
「私とパン友になってください!」
みなみちゃんは今日から高校生。朝食に大好きなパンを食べて、最高の一日が始まるよ☆
パン友と一緒に毎日ハッピー!美味しくて、キュートなふわふわパンコメディ!
コミックウォーカーより→こちら
公式のあらすじがマジキチ過ぎるので私が意訳します。
主人公の谷みなみちゃん。パン好きです。
今日がみなみちゃんの高校の入学式の日。みなみちゃんの高校生活が始まります。
みなみちゃん、隣の眼鏡っ子に突然「パンだ!」話しかけます。みなみちゃん、パン好き越してパンマニアです。眼鏡っ子の名前は逢沢ゆうちゃん。けいおんの澪ちゃんみたいな子です。
この子が深川ふゆみちゃん。実家でパン屋やっています。
ゆうちゃんとふゆみちゃんとのあちゃんは幼馴染みです。3人の輪にパン友として主人公が入ることでゆるふわコメディが始まります。
感想
こちらを読んだのは結構前ですが、コミックCUNEというレーベルに関心を向けるキッカケとなった作品でした。きららみたいなゆるふわコメディに仕上がっており、小学館の某漫画と違ったテイストです。衣装も毎度毎度かわいくてアニメ化で色がつくのをとても楽しみにしています。アニメは5分アニメですが視聴になって興味が沸いたら原作に手を出してみたらどうでしょう?
2.ひなこのーと
著者…三月 三月さんのtwitter

こちらは30分アニメをやる可能性大のこれから期待していける作品です!理由は後述します。
あらすじ
主人公は元かかし!? 口下手な主人公ひな子は高校では演劇部に入り、人とスラスラとお話できるようになりたいと意気込み上京してきた。けれど、下宿先はなぜか古本屋で、しかも そこにいたのは本を美味しそうに食べる美少女で…?個性的なキャラクターが演劇にとりくむ同居型コメディ!
コミックウォーカーより→こちら
感想
ひな子は高校に通うために上京してきます。そのためアパートを借ります。この子が借家の同居人、くいなちゃん。本が大好きで本を食べてしまいます。同居人、ヤギだった。
こちらも貸家の同居人、真雪ちゃんです。お姫様に憧れているため、フリフリメイド服が大好きで私服だそうです。同居人、神だった。
あきちゃんは昔、子役をやっていて高校でも演劇をやっていました。しかし顧問が旅に出てしまい、部活は休部に…そこで4人で劇団を立ち上げることに。
このアパートは多角経営でつまり色んな金稼ぎをしています。古本屋だったり喫茶店だったり。彼女らは住み込みながらここで働きます。
感想
このお話はストーリー性はありますが、あくまでも日常が多めの作品となっており、ごちうさが好きな人にはたまらないものかもしれません。私はこの漫画を友人から借りましたが面白すぎて友人に返した後自分で買いに行きました(笑)
先程前述した30分アニメとしてアニメ化する可能性がある作品かもしれない、という件についてお話します。パンでPeaceは創刊と共にアニメ化が決定しました。日常系が掲載されている連載誌です!と宣伝するために手始めにアニメ化されたのです。5分アニメになったのはストックが足りなかったからでしょう。しかしあと一年くらい経てば一期が出来るくらいのストックをひなこのーとが稼ぐことが出来ます。加えてひなこのーとはコミックCUNEの連載誌でも絶大な人気を誇っています。パンでPeaceによって引き起こされるプロモーションが効果を発揮しよりひなこのーとが売れることでしょう。これからも目が離せない作品です。
3.となりの吸血鬼さん
著者…甘党 甘党さんのtwitter

あらすじ
天野灯はひょんな事からソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。 イマドキ吸血鬼さんとの同居コメディ!
コミックウォーカーより→こちら
また同居か…と言わないでおくれ。きらら系そんな感じじゃ
感想
個人的に好きなのはこの作品。ひなこのーとより少々ギャグに走っている作品。ギャグアニメが好きな私にとっては萌えと笑いの絶妙なバランスがたまらない。
となりの吸血鬼さんを象徴する1ページ。

現実世界に溶け込んでしまっている。それも俺たちになっとる。吸血鬼のソフィーちゃん、歳は360歳くらい。お前らが好きなロリババアだぞ

主人公はきんモザの忍みたいな変態さんです。あれよりはまだ取り返しのつくレベルだが。
吸血鬼ネタとゆるゆるゆりゆりした感じとギャグを取り込んだこのとなりの吸血鬼さん。私オススメの漫画です。
これまで3つの作品を紹介しました。私が読んでいるのはこれだけですが、コミックCUNEにはまだ面白そうな作品があります。第二弾として今度紹介できればなぁと思っております。
では冒頭で説明したお堅い話といきましょう。
Q.何故コミックCUNEはきらら系の驚異になり得るのか?
単刀直入に言います、A.①キャラデザ受けが良いものばかり!②本のサイズがワイドコミックではないので値段が650円くらいで手を出しやすい!③メディアファクトリーなので幅広い展開が出来る!
①キャラデザ
みんな良いです。統制されたようにキャラデザが現代風です。読者は安心して買うことが出来ます。
②本が安い
きららではごちうさ、きんモザなどの日常系はワイドコミックで展開しています。大きいと値段を高く設定出来る上に目立ち易いなどのメリットがあります。ごちうさなどのワイドコミックは885円くらいします。対してレギュラーコミックのコミックCUNE作品は648円。簡単に手を付けられます。ただ、一冊くらいだと安くても高くても買う人は同じって可能性もあります。そのためコミックCUNEは単行本のストックが溜まるまでは連載誌同士の連携を高めて、数作品取ってしまうようなキャンペーンや企画をやるべきだと私は思います。
③メディアファクトリーなので幅広い展開が出来る!
ラノベからキャラクターグッズまで幅広い展開をしているメディアファクトリーさん。それを上手く生かすことが出来るのであれば芳文社には出来ない商売が出来るはずです。
これらのことからコミックCUNEはとても可能性を秘めた月刊誌です。きららは大好きですが、こちらも応援しています。
→コミックCUNE公式サイト
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